よくある質問

煙突から煙が出ていますが大丈夫ですか?

通常、燃焼スタート時には水蒸気を含んだ白い煙が上がります。
これは薪ストーブの炉内の温度上昇に伴い解消されます。
しかし一重煙突の場合は煙が外気に冷やされて白い煙が出続けることがあります。
また薪ストーブをくすぶった状態で燃焼を続けると、炉内の温度が上がらずに白い煙が上がり続けることもあります。
この状態は二次燃焼の機能が働いていないので燃費も悪く、あまり良くない燃焼です。


また、黒い煙はさらに悪い状態です。
これはよく燃えている薪ストーブ内で空気が足りない時に起こります。
薪ストーブはそれ自体だけでは十分な燃焼には至りません。
よく煙突が薪ストーブのエンジンだといわれるのは、煙突がドラフトを生み出し、その吸い上げる力を利用して薪ストーブ内部に十分な空気を送り込むからです。


以下の状態のときに黒い煙が出ると思われます。


・煙突が短くドラフトが十分でない状態
・ダンパー等でドラフトが異常に妨げられている
・空気が絞られすぎて十分な酸素が薪ストーブに供給されていない
・煙突の横引きが長すぎる、曲がりが多すぎる等で十分なドラフトが発生しない
・低気圧でさらに風が強く煙突からの煙の排出が妨げられている

薪ストーブは自然ドラフトの為に条件を整えないと良い燃焼につながりません。
ペレットストーブは排気ファンがついているので煙突は短くても問題がありません。
気軽に使いたい方はペレットストーブを検討されても良いかと思います。

煙突の必要最低限の高さを教えてください

推奨される煙突の必要最小限の高さ(長さ)は、標高0mでまっすぐ立ち上げた時には3.6mです。


これに直管以外の部材を使用した場合は、下記に記す長さを加算します。


・T管   0.9M/1個
・45度L管  0.3M/1個
・90度L管  0.6M/1個
・横引き  横引き x 2倍の長さ


また、標高が300m高くなるごとに、上記で計算した最低の高さ(長さ)にさらに4%の高さを加えます。


【例 1】
・標高0m付近の平屋建ての家で、煙突は薪ストーブからまっすぐ立ち上げる
・屋内でL管90度で曲げ、横引き0.6mで壁を貫通してT管で立ちあげる
・さらにL管45度2個を使い軒をよけて立ちあげる
↓ 計算すると、こうなります。
3.6m(最低高さ)+ 0.6m(L管90度)+ 1.2m(横引き0.6m)+ 0.9m(T管)+ 0.6m(L管45度2個)= 6.9m(推奨される高さ)


【例 2】
・例1の条件で標高1200mに位置する軽井沢の別荘
↓ 計算すると、こうなります。
6.9m + 6.9m × 16%(300mごとに4%)= 8m(推奨される高さ)
以上の情報はヨーロッパの煙突カタログを参考に翻訳して掲載しております。
そのためにあくまでの参考例です。
他には、一般的にどのメーカーさんも言われることは下記のようなことです。
・煙突の水平周囲3mのどのようなものよりも0.6m高く、なおかつ屋根面より0.9m高くする
・そしてその上にレインキャップを載せることがダウンドラフトの影響を受けない理想的な煙突の高さである。


この条件は地域や風向き・風の強さによって、その影響を受ける時とそうでない時があります。
そのためDIYで施工される場合は、薪ストーブを燃焼させてみてダウンドラフトの影響を受けていないかどうかを確認し、もし影響があるようであればそれからさらに煙突を高く積み上げる等の対策を取られたら良いかと思います。
平屋で壁出し・軒をよけるパターンの場合は、どうやってもこの理想の高さとは程遠いです。
昔の家は気密性が低かったので家の中と外との気圧差があまりなく、何とかドラフトを発生させて燃焼が可能でしたが、現代の家は気密性が高いため窓を開ける等の対策を取ることが必須です。


どうか、くれぐれもお気をつけください。

返品・交換について

当店ではDIYユーザー応援の意味も込めまして、商品到着後90日以内の返品サービスを行っております。こちらはおかげさまでたいへご好評をいただいております。これからもこのサービスを継続していくために、皆さまのご協力が不可欠です。そのための返品ルールを以下に記載しておりますので、ぜひご確認ください。

※ご注意ください※

返品の際は、まずこのページを最後までご覧いただき、その後ご一報ください。(電話・eメール・LINE・チャット等)宅配業者さんの伝票に、ご注文者様のお名前とご住所を必ずお書き下さい。品名には、「返品分 煙突」とご記入ください。返送先:〒669ー1221 兵庫県宝塚市波豆字湯谷掛17山のえんとつ屋   返品係当店での返品サービスは、全品の返品には対応しておりません。また、注文金額の3分の1を超える返品には手数料をいただきます。(異径アダプターのサイズ違いやその他寸法違いなどに関してはご相談ください。)誤発送・不良品等の場合をのぞき、返送は元払いにてお願いします。銀行振込にて購入された商品の返金は、こちらからの振込手数料を差し引いた金額になりますことをご了承ください。中身の確認の際には丁寧に扱い、傷がつかないようお気を付けください。また返送の際には、品番が記入されている元箱で発送されたものであれば、それを含めてのご返送をお願いいたします。(元箱のない場合、減額対象とさせていただきます。)返送の際には商品をダメージから保護するために必要な措置を取って下さい。全額返金はそのままの状態で販売が可能だとこちらが判断した時のみです。また交換は受け付けておりませんので、一旦返品されてから追加でご注文いただくか、もしくは追加注文を先にしていただいて、施工完了後にまとめての返品でも結構です。

 

商品すべて

  • 商品発送前 購入時の振込手数料(銀行振込の場合)を除いた商品代金の全額を返金いたします。できるだけ早く連絡を頂けましたら助かります。
  • 商品到着後→お客様都合の返品 購入時の振込手数料(銀行振込の場合)と送料を除いた商品代金の全額を返金いたします。
  • 商品到着後→瑕疵あり まずはご連絡ください。問題を確認できましたらご要望に応じて返金、もしくは商品の再発送をいたします。

 

煙突商品

  • 商品到着後90日以内 かつ未使用、もしくは接続により隠れる程度の小さな傷であれば、お客様に元払いで返送いただいたのち、購入時の振込手数料(銀行振込の場合)を除いた商品代金の全額を返金いたします。
  • 商品到着後90日以内 接続により隠れない部分に明らかな傷やへこみがある場合は、購入金額の80%から30%を目安に返金可能かどうかを判断いたします。まずはご連絡ください。
  • 商品到着後→瑕疵あり まずはご連絡ください。問題を確認できましたらご要望に応じて返金、もしくは商品の再発送をいたします。
  • 返品不可 アウトレット商品の返品は受け付けておりません。商品に記載されていない瑕疵があり、使用不可と判断できる場合は全額返金させていただきます。

 

薪ストーブ煙突以外の商品

  • 商品到着後7日以内 返品を希望する旨の連絡( 電話・eメール ・LINE ・チャット等)をいただき、お客様に元払いで返送いただいたのち、購入時の振込手数料(銀行振込の場合)を除いた商品代金の全額を返金いたします。

大型商品の返品は、商品代金の20%を手数料(決済手数料、梱包手数料、その他)としていただきます。

  • 商品到着後→瑕疵あり まずはご連絡ください。問題を確認できましたらご要望に応じて返金、もしくは商品の再発送をいたします。
  • 商品到着後8日以降 返品は受け付けておりません。商品に瑕疵があり、使用不可と判断できる場合はご要望に応じて返金、もしくは商品の再発送をいたします。

配送・料金について

煙突の配送料金

  
煙突の配送料金は、購入金額・配送先によって決まります。

商品をカートに入れ住所を入力して頂きましたら、お支払い前に正確な金額が表示されます。
 
 
 
薪ストーブ(重量物)の配送料金 ※単体で30㎏以上のもの
 
 
配送料金は基本的に商品ページに記載しております。
 
倉庫へのお引き取りにも対応しております。
 
お引き取りご希望のお客様は、ご注文前にご連絡をくださいますようお願いいたします。
 
 
 
お引き取り・配達ともに長期のお取り置きはトラブルの原因となりますため、申し訳ございませんがお受けできません。
(過去に実際ありましたため)
 
お取り置きをご希望の場合は一週間以内を目安にご指定ください。
 
 
また、配送会社をお客様でお選びいただくことはできません。

(ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便より発送しております。薪ストーブに関しては、ヤマトホームコンビニエンス、または西濃運輸にて発送いたします。)

※通常配達商品を運送会社の営業所止めで配送することもお受けできません。

卸売り販売について

卸売り販売も行っております。

希望される方はまずアカウントを登録したうえでご連絡ください。

基本的には、薪ストーブ販売店様・工務店様等、今後継続的に薪ストーブと煙突を施工販売される業者様が対象になります。

また、一般のお客様にしています設置に関するサポートや返品に関するサポートは対象外になります。

販売する商品に関するお問い合わせはもちろん受け付けております。

注文方法は一般のお客様と同じようにオンラインショップから行っていただきます。

また、支払い方法は銀行振り込みのみの受け付けとなります。

その他諸条件がありますので、まずは登録の上でご連絡ください。

ご相談のうえ、卸売りの対象になるかどうかの判断をいたします。

ご検討よろしくお願いいたします。

可能な支払い方法について教えてください

お支払い方法は以下から選んでいただけます。

  • クレジットカード払い
  • PayPal
  • Amazon Pay(クレジットカードなしでもAmazonギフトカードの購入で決済可能です。)
  • 銀行振込(楽天銀行)

楽天銀行 第三営業支店
普通 7098972
株式会社AtCozy〔カ)アットコージー〕

大変リーズナブルですが、品質はしっかりしていますか?

こちらの煙突は大変リーズナブルですが、品質は本当にしっかりしていますか?という問い合わせを時々ですがいただきます。

当店で販売している煙突は中国の工場において、アメリカやヨーロッパに現在輸出されているものと同一ラインで生産された商品です。

では、アメリカやヨーロッパに輸出されているものは品質保証されているのか、という疑問もありますね。

ヨーロッパでは、家庭用の煙突の販売をするにはヨーロッパ認証機関にて燃焼テストの品質基準をクリアする必要があります。

山のえんとつ屋で販売している煙突は、イタリアにあるKiwaという認証機関で「EN1856-1:2009」、「EN1856-2:2009」の基準をクリアしております。

こちらの基準は日本において販売するには必要な物ではありませんが、指定検査機関の基準をクリアしたものでなければ家庭向けに販売できないヨーロッパでは必須のもの。安心してご購入検討くださればと思います。

 

品質に問題なし、では価格が安いのは何故なのか、それは以下の理由からです。

  • 中国の工場と直接取引
  • 商社を挟まないので中間で利益を抜かれない
  • コンテナ単位での大量の仕入れ
  • 利益第一主義ではなく、薄利多売でお客様目線での販売
  • 神戸港から近い農村地帯にある倉庫なので、コンテナ配送費用と倉庫料が安い
  • 自社で通関手続きと積み下ろしをするので貿易会社への費用が発生しない
  • 店舗を持たないのでテナント料が発生しない

                                   ……等です。

 

当社の煙突の最大の魅力は、この品質なのにリーズナブルな価格です。

薪ストーブライフをもっと身近に、もっと気軽に手に入れていただきたいという当社の願いが込められています。

ですが時々、「いや、世の中にはもっと安い煙突もあるぞ。」と言われることもあります。

確かに価格だけでみますと、当社よりお安い煙突はあります。

ですが!!

価格だけでなく、合わせて品質も見ていただけないでしょうか?

お安い煙突のステンレスは、ステンレス430が使われていることが多く、このステンレスは磁石がくっつくほど性能が低い、つまり耐久性が低いのです。

わずかな価格差で、どれだけの耐久年数が短く削られてしまうのかを考えると、当社の値段は品質に見合っている、もしくはそれ以上だと胸を張って言えます。

その他ご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

市町村への補助金申請のための見積書を発行してもらいたいのですが?

見積書の発行は可能ですが、必要部材の拾い出しはしておりません。

お客様ご自身で必要な煙突・その他材料をカートに入れていただき、その後「銀行振込」を選択して決済をお済ませください。

「銀行振込」を選択した場合、お客様から振り込みをされない限りこちらの注文は確定されません。

つまり勝手に発送することはございません。ですので、安心して注文を完了させてください。

その後、メールにて見積書発行希望の旨をご連絡ください。

PDFデータにて、ご返送いたします。



※また、実際にお支払いいただく際にクレジットカード払いに変更することも可能です。

「ご注文内容の確認 注文番号:#◯◯◯◯」というメールに引き続き、「請求書#◯◯◯◯」というメールが送られてきます。

そのメールにある「今すぐ支払う」をクリックしていただき、クレジットカードを選択してお支払いに進んでください。

SUSとはなんですか?

SUSとはステンレスのことです。

SUS304製とは、ステンレス304を使用しているということです。

山のえんとつ屋の二重煙突の外側はステンレス304を、内側はステンレス316を使用しています。

ステンレス304よりステンレス316の方が耐久性能が高いので、内側にはこちらを採用しています。

ステンレスの厚みは、内側・外側ともに0.5ミリです。

ちなみに一重煙突は、ステンレス304の0.7ミリ厚を使用しています。

 

ステンレス430は、同じステンレスでも磁石がくっつくほど性能が低い、つまり耐久性が低いので、購入される際はステンレスの品質チェックもおすすめします。

耐熱塗装の300℃と600℃の違いはなんですか?

耐熱塗装の300℃と600℃の違いは耐熱温度になりますが、それ以外には見た目に違いがあります。

耐熱600℃は少しざらついた質感で、マットな塗装に仕上がっております。

耐熱300℃の塗装はつるつるとしていて、艶がある塗装に仕上がっております。

一重煙突は熱が上がるので、一般的には600℃の耐熱塗装が使われます。

二重煙突は100℃前後までしか表面温度が上がらないので、300℃の耐熱塗装が使われます。

一重煙突以外の煙突商品には基本的に300℃の耐熱塗装が使用されています。

(一部の商品で例外あり)