煙突の値段

煙突の値段

薪ストーブの値段よりも煙突の値段が高いと聞いて、なんで?と単純に疑問に思いませんか?

どこの薪ストーブ屋さんに聞いてもおそらく煙突が薪ストーブの値段より高いのは常識中の常識と言って取り合ってもらえないと思います。

ではなぜそれほど高いのでしょうか?



薪ストーブ屋さんに言わせると日本の煙突は日本の気候(高温多湿で雨が多い)に合わせて作られているので高くて当然。

また日本の煙突は品質が良いので結果として高くて当然。

ということらしいです。

薪ストーブと煙突は高級品!買いたければ最低100万円は考えておいてください!ということなんですね。

おそらく半分は本当で半分はセールストークだと思います。


日本はアメリカやヨーロッパよりも雨が多く特殊な形状の煙突が必要?


そんなことはありません。

確かに台風の襲来はありますがアメリカにもハリケーンがあります。

雨も多いでしょうが、アメリカやヨーロッパも地域によっては日本よりも雨が多いところもあります。


では値段の違いはどこから来るのでしょうか?

アメリカ、ヨーロッパでは薪ストーブは普通にホームセンターでも購入が可能ですし、DIYで設置する方も多いです。

アメリカのアマゾンで検索しても二重煙突は日本の半額以下の値段で出品されています。

薪ストーブも多種多様な値段のものが安価に販売されています。

それらの煙突の品質は悪いのでしょうか?

そんなことはありません。

日本と違いアメリカではEPA、ヨーロッパではCEという定められた煤煙規制や、煙突に関しては燃焼テストをクリアする必要がありが、基準を満たしたものしか販売が許可されていません。

その基準を見ていますとハゼ折り煙突は基準を満たさないのでアメリカやヨーロッパでは屋内用としての販売は不可能です。

煙突はもちろんですが家庭用の薪ストーブについてもこれらの厳格な基準は適用されます。

逆に日本は何でもありなのでホームセンターには超安価な薪ストーブが売られています。

山のえんとつ屋で扱う商品はヨーロッパの厳格なCEの基準を満たしたものなので、そのあたりは安心していただける品質です。

値段の差はやはり販売数量の差が大きいことと、日本でのブランド戦略の結果だと思います。

決して機能面の優劣があるわけではないのです。


確かに値段の高い薪ストーブの燃え方はうっとりとさせられるものがあるのは事実ですが、煙突にそこまで求める必要がありますか?

それとも値段の高い煙突でなければ火事になる?



山のえんとつ屋で販売する二重煙突は断熱材入りなので施工方法さえ正しければ火事になる事はありませんし、もちろん雨の侵入もありません。


ただ上級品のツイストロックとは接合部分の見た目が少し違います。

ですが接合部分の見た目の違いだけに数十万円も払うのは馬鹿らしくないですか?

と私は思います。


山のえんとつ屋ではリーズナブルな価格で煙突や薪ストーブの提供を行い、気軽に薪ストーブライフを楽しめる生活を応援しております。

また商品到着から90日以内であれば家庭用の煙突に関して返品を受け付けます。

施工において余った煙突、施工経路が変更になり使わなかった煙突、思ったよりも必要以上に買いすぎたという煙突は、火入れ前であれば返品も可能ですのでどうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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